アルペンスキー(スキーのジャンル、スキー板の種類)
つま先および、かかとが固定されたビンディングを使用する。 |
■レース
二組の対になった赤と青の旗門の間を交互に通過し、そのタイムを競い合う。
回転弧の大きさにより、滑降、スーパー大回転、大回転、回転に分けられる。
タイムを競うという性格上、上級者向けのイメージが強いが、入門用の扱いやすいモデルもラインナップされる。
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■スキークロス
4〜6人の選手が同時にスタートし、バンク、ジャンプ、ウェーブなどをクリアし、最初にゴールしたものが勝ち、という形式のレース。スキーで行う障害物競走のようなもの。
用具に関しては、レース用のGS(大回転)モデルをベースにした、または近い乗り味ものが多い。競技の性格上、オールラウンドに使える、初心者でも扱いやすいモデルも多い。 |
■基礎スキー・デモモデル
決められた斜面(緩斜面、急斜面、コブなど)を、決められた種目(大回り、小回りなど)ですべり、その技術や美しさを点数制で競う競技。
かんたんに言うと、スキーのうまさを競うということ。
スキーの1級とか、2級とか、SAJ(全日本スキー連盟)のバッジテストを受けたいとか、スキーの技術を追求したり、上手にすべりたいのならこのジャンル。
用具に関しては、ターンのコントロール性を重視したモデルが多い。
基礎スキーの競技化によって、小回り重視のモデル、大回り重視のモデルも多いが、オールラウンドで使えるモデルもあり、好みや技術レベル別に選ぶことができる。
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■フリー・マウンテン・エア
ゲレンデとして整備されていない雪山を滑り降りる。
プロのライダーたちは、斜面だか崖だかわからないようなところを落下するようにすべったり、信じられないような大きなジャンプをしたりする。
ふかふかのパウダーでも十分な浮力を得られるよう、スキーの幅が広く、快適に楽しく滑ることができる。
バインディング(金具)は、カカトを固定したり、フリーにしたりできるものもある。 |
■モーグル
中間にジャンプ台を備える、急なコブ斜面を滑り降り、タイム点、ターン点、エア点の合計点を競う競技。
用具の特徴は、ストックは短め、スキーはやや長めで、サイドカーブが緩い、フレックスの柔らかいもの。バインディングも軽量なものが用いられる。
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■オールラウンド
最近注目度がグッと高まってきたカテゴリ。
ジャンルを超えて、どんなシュチュエーションでも快適に楽しむことができる。
フラットは斜面でのカービング、ふかふかのパウダー、ザクザクの悪雪など、あらゆる斜面を制覇したい人に。バックカントリーにも使える。
そういう意味では、一番スキーらしいスキーと言える。 |
■レディース・ウーマン
以前のレディースモデルは、デザイン重視のソフトな乗り味のものが大半だったが、今は開発スタッフにも女性が加わり、女性の滑りのためにきっちりと開発されており、レディースモデルならではのやさしさを確保しつつ、本格的は滑走性能を持つモデルは多い。。
筋力の弱い男性にもオススメ! |
■コンフォート
初心者向けのイメージが強いが、スキーを快適に、楽に楽しむことが出来るモデル。
スキーは全体的に柔らかめのフレックスで重量も軽く、コントロールが楽。
筋力の弱い人、ゆったりとスキーを楽しみたい人にも。
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■ミッドスキー・スキーボード
長さが1メートル〜1.3メートル程度の、短いスキー。
遊びが目的のスキーで、踊るように滑ったり、飛びも楽しめる。
比較的簡単に操作することができるので、初心者でも楽しめる。
また中級者以上でも練習に最適。
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