ポール・ストックの基礎知識 |
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いよいよポールだな。
最後のハードギアだ。 |
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ポールって、あの手に持ってる棒みたいなのですよね。
その前に、ポールって言う人とストックって言う人がいますよね。
どっちが正解なんですか? |
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どっちも正解だよ。
スキーストックっていうのがドイツ語、スキーポールっいうのが英語。
ただそれだけなんだよ。 |
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そういうことだったんですね。よくわかりました。
ところで、アレって何に使うんですか? |
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ターンのきっかけを作ったり、リズムを取ったり。
あとは、滑ってるときのバランス取りだな。
技術が向上するほど重要になる。 |
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意外と大切なんですね。ただの杖かと思ってましたよ。
ポール選びにはどんなポイントがあるんですか? |
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まずは長さ、これを先に決める。
次に、素材やタイプ。
この2点だ。 |
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へー。今度は簡単なんですね。
早速ポイントごとの説明をお願いします。 |
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わかった。
長さは身長を基準に決めるんだ。
基礎スキーの場合は 身長×(0.65〜0.67)
一般スキーヤーや女性の場合は 身長×(0.67〜0.70)
これが基準値になる。
さらに、
モーグルの場合は、基準値−(5cm〜7cm)
競技・パウダーの場合は、基準値+(5cm〜7cm)
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へー。ボクは、身長170cmなんですが、
■基礎スキーの式に当てはめると、
170×(0.65〜0.67)=110cm〜114cm
■一般スキーヤーの式に当てはめてみると、
170×(0.67〜0.70)=114cm〜119cm
というふうになりますよね。
110cmと119cmでは、9cmも違いますよ。これってどういうことですか?
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(身長170!? ひよこ、でかっ!!)
まず、この図を見て欲しい。

2つの姿勢に、大きな違いがあるのがわかるだろう。
ところがブーツの位置に対してのポールを突く位置はあまり変わらないんだ。
極端に言えば初心者の場合は姿勢が後傾に近く、ヒザをきちんと曲げることがむずかしいので、ポールを突きたい位置と手の位置が離れている。
基礎スキーヤーや上級者は常に前傾姿勢を保っており、棒立ちになることはない。
ということは、初心者が上級者のポールを持つと、突きたい位置に届かないってことになる。
このポジションの違いが、ポールの長さの違いになってくるんだ。 |
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ほー、なるほどー。
素材やタイプってどういうことですか?
ってゆーか、カエル先生って、絵が下手ですねー。 |
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ほっとけ!意味がわかればいいだろ!
素材やタイプというよりも、素材の特性がタイプの違いに直結してる、という表現が正しいだろうか。
以下にそれを示す。
ちなみに、手で握る部分をグリップ、上端のヒモみたいなのをストラップ、先端の輪をリング・またはバスケット、棒の部分をシャフトと言う。
アルミシャフトタイプ |
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耐久性が高く、衝撃に強いのでアルペン用の主流になっている。
競技用のものを除けば、価格的にはリーズナブルなものが多い。
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カーボンシャフトタイプ |
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もともと軽量な上、スウィングバランスが良いので振ったときにはさらに軽く感じる。
しなりが良くと弾力性があるので衝撃吸収性がは高いが、極端に大きな衝撃には弱いので、アルペン用のものは少ない。
ここ最近、価格的にリーズナブルなものが増え、買いやすくなった。 |
テレスコープタイプ |
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長さが調節できるのが最大の特徴。
斜面、シュチュエーション技術レベルで長さを変えられる。
価格的には高価なものが多い。
素材はアルミ+カーボンというのが多い。
意外と軽く、スウィングバランスもよい。 |
注目すべきは、やはりテレスコープタイプだろう。
はじめてのポールは長めになるんだろうけど、技術が向上につれて買い替えが必要になってしまう。
アルミやカーボンでもショップによってはカットしてれるところもあるが、一度カットしてしまうと今度は長くすることができないので、やはりテレスコープの汎用性は郡を抜いている。
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ボクの注目も、断然テレスコープタイプですよ。いいことずくめじゃないですか。
何か弱点ってあるんですか。 |
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テレスコープタイプは上級者を対象としたモデルが多く、スウィングバランスにも優れ、性能的な弱点はないと言っていい。
しかし、唯一あげるとすれば、価格的には高価なものが多いんだ。 |
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えー!高いんですかー、ガッカリですよー。
でも、テレスコープタイプって魅力的だよなー。 |
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ひよこにも特徴がわかってきたみたいだな。
よし、ポールを決めるぞ! |
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